快気祝いについて
快気祝いとは
入院中、お世話になった方や御見舞いに来て頂いた方に、御礼を込めて「良くなりました。」という報告を兼ねてお返しを贈ること。
御見舞いについて
病院に御見舞いに行くときの注意
病院にお見舞いする場合は、時間が定められていますので、
必ず事前に確認し、時間内にお見舞いしましょう
また、時間内であっても、ご本人の病状や気分がすぐれない事もありますので、
お見舞いする前に必ず病状を確認しましょう。
お見舞いの際は、他の入院患者や看護士の方にも気配りが必要です。
大人数でお見舞いする事も厳禁です。
ご本人の調子が良いからと言って、長居をしてはいけません。
温かい言葉で励まし、早々に引き揚げましょう。
御見舞いについて
御見舞いの品はどうしよう?
入院させている方にとってパジャマは唯一おしゃれが楽しめるものなので、適した贈りものともいえますが、お年寄りなどは「長く寝る」から嫌う場合もあり、あまり親しくない方には贈らないほうが賢明です。
また喘息のお子様に毛羽立ったぬいぐるみなども適しません。
現金を贈る場合には4や9のつく金額は避けるようにします。
御見舞いの品のタブーはほとんどが縁起の延長線上にあるもの。病気の方や家族の方は普段とは違って神経質になっているので、刺激を与えないことが一番大切なことなのです。
熨斗紙について
熨斗紙の書き方は?
表書きは「快気祝」といれます。全快ではないけれど、ひとまず退院したという場合は「御見舞御礼」と書きます。のしの下はご家族のどの方が良くなられたかわかるようにフルネームにします。
水引は「病気やケガを繰り返さないように」という思いを込めて紅白の水引で結んだ「結びきり」にします。
熨斗紙について
入院中だけどお返しをしたい場合は?
どうなるかわからない(入院が長期になりそうな場合など)で、 お見舞いのお返しをとりあえず返したい場合は、「御見舞御礼」で熨斗なしの結びきりで お返しをします。
お返しについて
職場でまとめて御見舞いを頂いたら?
職場、取引先の方々からまとめてお見舞を頂く場合もあると思います。
その場合のお見舞のお礼ですが、その職場の方々に行き渡るようなお菓子類を 「快気祝」としてお配りすれば良いと思います。
お返しについて
同じ部署の方々が2回に分けて来られた時のお返しは?
まとめて1つの快気祝いとしてお返しをしたら良いです。
お返しについて
別の部署の方々が来られた場合のお返しは?
部署ごとに分けて快気祝いの熨斗をつけてお返します。
お返しについて
どんなものを贈ればいいの?
「後に残らない(病気が残らない)ように」との意味から「食べて残らないもの」や「洗い流すもの(洗剤など)」などの消耗品が一般的に贈られています。